人間関係 ー末期状態ー

ギャンブル依存症の末期状態になると人間関係が悪くなります。依存症の初期段階では、人間関係には、ほとんど影響しませんが、末期段階に進行するにつれて、人が自分の周りから去っていきます。そして、1人になってしまうのです。人間関係が悪くなる原因は、いくつかあります。

1、お金が原因

消費者金融でも説明はしましたが、ギャンブル依存症になり末期状態になると、お金を借ります。人が去る理由はお金によるものが非常に大きいです。借りたお金を返さないと、その人との付き合いを止めてしまいます。確かに、年齢が進むにつれ、友人は減っていきます。それは周りが結婚や仕事が忙しく、友人に割く時間がなくなるためです。その数少ない友人がお金にだらしなかったら、どうでしょうか?付き合うメリットが感じられないと思います。少ない時間を、どうせなら楽しく過ごしたいですよね。あえて、つまらない友人と過ごす価値はないと思います。友人以外にも、親族・兄弟・親戚にお金を借りていた場合、縁を切られる可能性が大いにあります。ギャンブル依存症は病気ではなく、だらしない人と思われるのが、一般的です。そんな人から合うたびにお金を貸していたら、縁を切られてもしょうがないです。

2、ギャンブルの話しかできなくなる

ギャンブル依存症が進むと、当然ながらギャンブルに費やす時間が多くなります。そうすると、会話の中でもギャンブルの話しかできなくなります。それが進行すると、ギャンブル仲間しか回りにいなくなります。類は友を呼ぶとは、まさにこのことで同じ趣味や考えの人が集まってきます。そうすると、今まで付き合いのあった人達とは縁が切れ、新しいギャンブル仲間と付き合うことになります。もちろんギャンブル中ですから、全員が不安定な生活を送っています。その関係も、いつまで続くかはわかりません。

3、ギャンブルに費やす時間

ギャンブルに費やす時間が多くなり、他の趣味などを全て諦めることになります。もちろん、お金もないわけですから、データ費用や友人との付き合いのためのお金を捻出することはできません。ギャンブルで勝っていれば、お金はありますが、ギャンブルは勝てないようにできているので、お金は減り続けます。時間を捻出できない、お金も捻出できない。そのような末期の状況では、人が離れていくのも、当然の結果です。

4、イメージの悪さ

ギャンブルはイメージが悪いです。それは、今に始まったことではないですし、子供の頃、ギャンブルだけはやるなという教育や、恋人にする条件として、ギャンブルをしないことが条件に入ることが多いです。アメリカの企業では、ギャンブルをするということだけで、クビになったり、就職できなかったり、厳しい罰則があります。日本の就職活動の中でも、「ギャンブルをしますか?」という面接の中での質問だったり、性格診断だったりで出されます。これに「YES」と応えた時点で落ちる可能性が非常に高まります。

5、犯罪

ギャンブルをする人は、犯罪を犯す可能性が非常に高いです。理由は、負けて頭にくるからです。パチンコでも、負けた腹いせに台を壊す、トイレを破壊するなどは、日常茶飯事です。それに、近所にパチンコ屋ができただけで、治安が悪くなり、犯罪が増えます。自治体からも地域にパチンコ屋を作ることを禁じている所もあります。競馬場がある所は、わかりやすく治安が悪いです。それに、ギャンブルをする所がある場所の近くには、風俗が多いです。川崎に競馬をしに行き、勝ったらお風呂に入ってくるなどと言われ、話のネタになるのはこのためです。風俗があるということは、経営者が暴力団だったり、夜まで起きている街になってしまったりと、生活するには不安な場所になります。

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