ギャンブル依存症の人達 ー末期状態ー

ギャンブル依存症とは、立派な病気です。その病気が世間で認知され、専用機関が設けられ、法律を変えてでも、末期の人たちを治そうとしています。その流れの中に、韓国ではパチンコが原因で借金をし、自殺に追い込まれる人が後を立ちませんでした。それを国が問題視し、韓国では2006年にパチンコ全廃になりました。ギャンブル依存症の末期状態は、酷いものです。韓国が良い例であり、悪い例でもあります。この他にも末期になると、どうなっていくのかを考えてみましょう。

ギャンブル依存症は病気です。病気という認識で考えれば、初期症状から末期症状まであります。初期症状が、ギャンブルを覚え、暇なとき・気晴らしにちょこっとというレベルの症状です。末期症状は、韓国で問題視された借金からの自殺です。それが最大の末期症状です。ですが、そのことが末期症状だとすると、本当に追い詰められて、どうしようもなくなったという話しかできません。ここでは、その少し前、まだ戻れる可能性が少しでもあるという所を末期症状として説明します。

末期症状の判断は、以下の10問です。

■給料を貰い、3日以内に全て使う

■借金が100万円以上ある

■自宅にあるものを売ってでもギャンブルに行きたい

■自宅に、テレビ・冷蔵庫・エアコンがない

■電気・ガス・水道が止まったことがある

■親・親戚・友人・彼氏彼女にお金を借りている

■貯金がない

■ウソをついてまでギャンブルに行く

■親・親戚・友人に縁を切られている

■ほぼ毎日ギャンブルをしている

1つでも当てはまっていたら、危険信号です。

2つで、末期状態が確定します。

上記の10問は、本当に厳しい状態です。私の知っている知人のギャンブル依存症の末期状態の人は、2つ以上は確実に当てはまっていました。借金があるが貯金はない。夏にエアコンがない。親・親戚に借金をしていて、会社の先輩・後輩にもお金を借りていた。仕事終わりは、毎日ギャンブルをしている。など本当に厳しいです。人によりますが、私の知っている人は、1人はお姉さんに借金300万円を返してもらっていました。もう1人は、どうすることもできず、借金が膨らみ続けています。それを一発逆転と言って、今でもギャンブルに励んでいます。このような状態が末期状態です。このラインが私はデッドラインであり、これを超えたら、手の打ちようがない状態だと思います。

MENU

スポンサードリンク

Page Top