実行 ーギャンブル依存症を克服するー
ギャンブル依存症を克服する方法の実行編です。方法を模索し、決意を立てました。これから、実際に実行をして依存症克服へと向かいましょう。今まで知識を得たりしてきましたが、実行することが何より大事なことです。知識を得て計画を立てることと、実行することの2つの間には、何より大きな川が流れています。この川を越えられる人と、超えられない人がいます。大半が、この川を越えることができず、計画を立てたままで終わってしまいます。即実行することが、難しいことということを理解していただけたらと思います。その為に、方法と実行の間に、決意という項目を設け、実行しなければならないという義務のようなものをつけました。実行の前に宣言することが非常に重要なのです。
さて、以前の項目の方法の中から、自分が実行する方法を選んでいただけたでしょうか?私が実際に使ったオススメの方法をご紹介します。参考にしていただければと思います。私のギャンブル依存症は「パチンコ・スロット」です。そのことを踏まえていただければと思います。
■ギャンブル場への立ち入りを禁止する。
トイレを借りる、買い忘れて売っていない週刊誌を読む、タバコを吸いに行くなどの理由でパチンコをする理由がなくても、パチンコ屋に立ち入ることをしていました。結果的に、パチンコ屋に入ってしまったら、一周して良い台を見つけ、打ってしまうということが非常に多かったです。パチンコ屋に500台以上の台が設置しており、500台もあれば、打ちたい台・回転数などが1台はあることが多いです。欲に目がくらんで我慢できずに打ってしまうということは、依存症の人としては、ごく当たり前の行動です。ここで我慢できれば、依存症というほどのことではありません。まず、必要以上に立ち入らないことが重要だと考え、実行していました。
■ギャンブルの悪い話を調べる
ギャンブルをしている人にとって、「どうしても打ちたい衝動」があることがあります。新台が入った、熱いイベントがある、時間が空いている、理由はないけど打ちたい。そんなことは誰にでもあると思います。それを止める方法として、インターネットで悪い話を調べるのです。新台だったら悪い噂の台だったら打ちたくありません。台のデータが見れれば、勝ちやすいか勝ちにくいかを調べることが可能なので、それを元に調べることも可能です。そうしていく内に、打ちに行く機会を減らしていました。
■必要最低限のお金しか持ち歩かない
財布に、いくら入っていたらギャンブルをしますか?私だったら、1万円あれば勝負しに行きます。ということは、1万円なければ勝負できません。ということは、1万円を財布に入れなければ良いのです。簡単なことですが、これが効果があります。お金を降ろしに行くのは、非常にめんどくさいです。そこまでしてと思うことも当然あります。ですから、初めから持ち歩かない。これが重要です。
■別の趣味を作る
暇だからパチンコをする。暇でなければ、パチンコに行かない。時間がないから、当然の選択だと思います。時間は限られたものです。パチンコに行くより、もっと面白いものを見つけたら、そちらに時間を使います。昔は、趣味の範囲が広く、パチンコに行く時間はありませんでした。今は、趣味の範囲が狭く、パチンコに行く時間があります。ということは、趣味を増やせば、そちらに時間を使うので、必然的にパチンコに行かなくなります。これも簡単なことですが、効果があります。
■勝つ方法を研究し、その方法以外は実行しない
これは、究極な話になります。パチンコ屋に行かないという選択肢ではなく、パチンコ屋に行っても、この台しか打たないという方法です。私が実行していた方法は、スロットの天井打ちに切り替え、期待値が2000円以上の台しか打たないという方法です。俗にいうハイエナです。ハイエナというと印象が非常に悪いですが、これもギャンブル依存症を治療する方法としては効果覿面です。パチンコ屋に行かないというのは、ハードルが高いです。ですが、この方法は行ってもかまわないが打たないという方法です。仮に良い台が見つかっても、勝つ確立は期待値が2000円以上ですから、かなり高いです。実際にハイエナだけで年間収支がプラスの人が多くいます。これを考えれば、打ってもプラスになる確率が高く、打つ機会も減らせるということができます。