決意 ーギャンブル依存症を克服するー
ギャンブル依存症を克服する方法に目を通し、選んでいただけたと思います。では、選んだ方法を実行する前に、決意しましょう。方法を選んで実行だけでは、意思の弱い依存症の人たちは、依存症を克服することができず、また依存症になってしまいます。それか、一度失敗したということが残るので、「もう成功はしない」「何度やっても無駄」などの考えも出てきて、依存症を克服するという考えも捨ててしまうかもしれません。そうすると、後はギャンブル依存症の末期状態の人たちと同じです。取り返しをすることができず、後戻りできることがなくなります。ですから、依存症を克服する方法を実行する前に、決意をすることが大事なのです。
決意とは、具体的にどうするのでしょうか？それは、自分で後戻りできないようにすることです。例えば、部屋に「ギャンブル禁止」という張り紙をするなどの方法があります。これは受験生がよく行う方法です。自分の願いなどを文字にし、毎日見ることで、そのことが自分の潜在意識に刷り込まれます。それが自分のチカラとなり、書いた願いが実現するのです。夢物語のような方法ですが、効果は証明されているので、有効な方法です。
ギャンブル依存症を治す方法の中にもありましたが、他人に「依存症を治す」ということを言うことも大事です。自分だけの力では意思が弱いため、上手くいきません。そこで他人も巻き込んでしまうのです。他人に「依存症を治す」と言っておけば、治さずにはいられません。強制的に他人の監視の目ができ、ギャンブルに行きづらくなります。行きづらくなれば、行く回数が減ります。これも、効果が証明されている方法です。
決意をするということは、本当に少しのことです。ですが、この少しの差が、後々に響いてきます。ギャンブル依存症は、重大な病気です。それを認識していれば、用心をして行動ができるはずです。その用心の方法が、決意なのです。自分で固い意志を決め、ギャンブルは絶対しない。依存症を治療するということを心に決めなければ成功しません。イライラしたり、少しの時間ができたり、勝った時の快感が忘れられえず、ついついギャンブルをしてしまいます。それで、負けて後悔をするのです。これの繰り返しが、ギャンブル依存症です。ついついギャンブルをしてしまう。この行動を止めることが非常に大事で、非常に難しいことです。
